ソラマメブログ

2008年01月06日

FreeBSD6.2 インストール

あらかじめ作っておいたインストール用のBootCDをサーバーPCにセットして電源ON!
自動的にCDを読み始めて、シャカシャカ言いながら色々と画面に文字ばっかり出てきます。

〇起動メニュー
「Welcome to FreeBSD!」と出て、1~7を選ぶ画面が出ます。
FreeBSD6.2 インストール
ここでは、そのまま放置しておけば自動的にインストールが継続されますので、ボーっと見ておけばOKみたいです。気の早い人は「Enter」キーを押せばすぐに先に進むみたいですね。

次に、国選択です。最初は「USA」が選択された状態ですので、[↑]をずーっと押して110くらいの所にある「JAPAN」を選んで「Enter」
キーマップの選択では、日本語キーボードだと「106Key」を選ぶとOKみたいです。
さて、ここから先が本格的なFreeBSDのインストールですよ。。。(意味が分からず何度も何度もやったので、結構意味が分かってきました。。。。。トータル10回以上入れなおしたかも。^^;)

〇インストールコースの選択
FreeBSD6.2 インストール
色々ありますが、標準ってことで「Standard」を。。。

その後、HDDの選択みたいなの出ますが、今回はノートPCを丸ごとサーバーとして使用しようと思っているので、「A = Use Entire Disk」を押して、ドライブ全部を使うようにします。

〇ブートマネージャーの選択
FreeBSD6.2 インストール
ブートマネージャはWindowsとFreeBSDを一つのPCに入れておこうと思うときとかに便利らしいのですが、今回は専用PCと言うことで、「Standard」でFreeBSDしか使わないようにしておきます。
続いて、HDDのパーティションの作成ですが、これは色々とあるみたいですが実験用ということもあり色々わけが分からないこともあり、「C Create」をおして1024MBをSWAPファイルとして残りを全て「/」ルートドライブとしました。「Q」を押すとパーティション作成を終わることが出来きます。

〇インストールセットの選択
ここでは、とりあえず最小構成でインストールして、必要に応じたファイルは基本のカーネルのインストールが終了してからインストールすることにします。
FreeBSD6.2 インストール
下のほうの、「[ ]A Minimal」のところでスペースを押して、TabでOKに移動してインストールを開始します。
次のインストールメディアはそのまま「1 CD/DVD」でOKですね。
その後、インストールの最終確認の画面が出ますので「Yes」でインストールが開始されます。このインストール作業はほんの2~5分程度で終わります。

〇システム設定
カーネルなどの基本ファイルのインストールが終わると、システム設定の画面に移る旨の画面が出ますので「OK」を押して次に進みます。
・Would you like to configure any Ethernet or SLIP/PPP network devices?
(イーサネットなどのネットワークデバイスを設定しますか?)
もちろん「Yes」で。
・Network intarface information required
(ネットワークインターフェースの選択)
ここでは、数種類出ると思いますが、お使いのPCによって違いますが、「ethernet」とあるやつを選ぶと大体大丈夫です。
・Do you want to try IPv6 configuration of the interface?
(IPv6を有効にしますか?)
これは、「No」で
・Do you want to try DHCP configuration of the interface?
(DHCPによる設定を試しますか?)
お使いの環境にルーターがある場合で、設定が面倒な方は「Yes」でいいと思いますが、ローカルIPが変わるとWebサーバーなどを立ち上げる際に面倒なので、可能ならば「No」にしておいたほうが無難かもです。
・Network Configuration
(ネットワーク設定)
ここでは、PCのネットワーク設定をします。
-・Host:ホスト名を入力します。ローカル環境においてユニークな名前にしましょう。
-・Domain:ドメイン名。独自ドメインを取る方はそのドメイン名、DDNS使ってそこのサブアドレスなどを利用するなら、そこのドメイン名を記入しておくのがスマートかな?
ここは、インストール終了してからでも、変更は出来ますが、分かるなら出来るだけ正確に入力しておいたほうが、後々楽です。
-・Ipv4 Gateway:ゲートウェイアドレスです。ルーターがある方はルーターのIPアドレスで大丈夫だと思います。
-・Name server:ネームサーバー。ここもルーターだとルーターのIPでほぼ大丈夫です。
-・Configuration for Interface fxp0
--・IPv4 Address:PCのIPアドレスです。他の機器とバッティングしないように気をつけて。
--・Netmask:ネットマスクです。一般的に「255.255.255.0」で大丈夫です。
--・Extra options to ifconfig(usually empty):ここは、インターフェースのオプション設定です。MTU値の変更オプションなど設定できます。
あとは、「OK」を押して先に進みます。
・Would you like to bring the fxp0 interface up right now?
(今すぐネットにつなぎますか?)
「Yes」で
・Do you want this machine to function as a network gateway?
(ゲートウェイマシンとして使いますか?)
「No」
・Do you want to configure inetd and the network service that it provides?
(inetdをつかうか?)
「No」
・Would you like to enable SSH login?
(SSHログインを利用しますか?)
「Yes」
・Do you want to have anonymous FTP access to this machine?
(匿名のFTPアクセスを使うか?)
「No」
・Do you want to configure this machine as an NFS server?
(ファイルサーバーを有効にするか?)
「No」
・Do you want to configure this machine as an NFS client?
(NFSクライアントを有効にするか?)
「No」
・Would you like to customize your system console setting?
お好みで。。。。まぁ、「No」でいいでしょ。
・Would you like to set this machine's time zone now?
(タイムゾーンを設定しますか?)
「Yes」
-・Select local or UTC(Greenwich Mean Time)clock
(BIOSの時計をUTCに合わせるか?)
「No」
-・Time Zone Selector
「5 Asia」
--・Select a country or region
「18 Japan」
--・Does the abbreviation 'JST' look reasonable?
(サーバーの時間をJST(日本時間)にするか)
「Yes」
・Would you like to enable Linux binary compatibility?
「No」
・Does this system have a PS/2, serial, or bus mouse?
「No」
・User Confirmation Requested
「No」

〇ユーザーの追加
・User Confirmation Requested
「Yes」
このあと、グループとユーザーを作ります。
まずは、「Group」を選択して、新規のグループを作ります。
グループ名に「USER」として「OK」を押します。
続いて、ユーザーの追加です。
・Login ID:あなたのユーザー名を入力します
・UID:そのままでOKです
・Group:先ほど作った「USER」と入力
・Password:ユーザーパスワードを入力します。表示は「*」表示されます
・Full name:フルネームです。そのままでもかまいません。
・Member groups:ここには「wheel,operator」と記入しましょう。wheelはrootが所属するグループで、オペレーターは、ログを取ったりマシンの再起動する権限を持つグループです。
・Home directory:ホームディレクトリーです。デフォルトでかまいませんが、必要なら変更してください。
・Login shell:ログインした際に使用されるshellです。デフォルトでは、「/bin/sh」ですが、shよりは「/bin/tcsh」に変更しておきましょう。
最後に「OK」でユーザーを作成します。その後、「X Exit」でユーザー作成を終了させます。

ユーザー設定が終わると、rootのパスワードの設定に移ります。「OK」を押して
New Password:ここにrootパスワードを入力します。画面に入力した文字は表示されません。出来る限りユニークで大文字・小文字・数字を混ぜた強靭なものとします。このパスワードがハックされればサーバーは悪意のあるユーザーにすき放題やられることとなってしまいます。。。
Retype New Password:パスワードの再確認です。

〇最終確認
ここでは、「No」を押し、[X Exit Install]を押します。
最後に、再起動の確認が出ますので、「Yes」を押してインストール用のCDを抜いてください。
自動的に再起動して、HDDからブートするとついにFreeBSDが起動し「login :」と表示されれば最初の関門である、システムのインストールは終了です。

次からは、初期設定とか、やって行きたいと思います。


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この記事へのコメント
はじめまして、cyberblackともうします。

FreeBSDのインストールということで見させていただきました。
Linuxに比べてBSDの方がインストール、セットアップは少々難しいのですが、見事なブログでこの先も参考にさせていただきますー。

今度お店の方にも遊びに行ってますー。
よろしくお願いします。

まだ準備中ですが私もこちらでブログを始める予定です。
http://cb2008.slmame.com/

あわせてよろしくですー
Posted by cyberblack at 2008年01月06日 01:35
>cyberblackさん
こんにちわ。
インストール自体は苦労しないのですが、なにぶん意味が分からず苦労することが多いですね。。。。
適当にいろいろやって、もう数え切れないくらい再インストールして勉強しました。^^;
これから、設定とか色々とやって行きますのでこれからもよろしくです^^
Posted by みぴみぴ at 2008年01月08日 14:24
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